南九州の山旅

2006年4月28日〜5月1日
小倉夫妻・杉本・荒松(記録)他7名


 天気に恵まれ、九州の山々を充分に楽しむ事が出来ました。本当に有難い事です。いつものくさい詩歌をもって山行記録代わりとします。


4月28日 尾鈴山(1405m 一等三角点 日本200名山)
     名も知らぬ白い花びら風に舞う  散り行く先は君が挟か

     あけぼのつつじの薄紅色の下を、ゆっくりと歩きました
     青空に舞う花の天使たちに、歩みを止め
     「きれいだ」と思う深いためいきは
     僕達のことばと時の流れを奪ってしまいました。
     そして 喜びに溢れる胸の鼓動だけが、ゆっくりと歩き始めました
     いつまでも どこまでも
     僕らはこの花の美しさを忘れずに、ゆっくりと山を下りましょう

4月29日 祖母山(1756m 一等三角点 日本100名山 宮崎県最高峰)
     横になり霞む青空ぼんやりと 眺める心に春風が吹く
     心地よい汗をながしつ湯舟にて まだ出ぬ月を待つは楽しき

4月30日 傾山(1605m 二等三角点)
     みなが待つ山頂めざして一歩づつ 汗ひと粒が僕らの喜び
     いくたびも傾山の岩峰を 振り返りつつ山を下る
     うんだりとするほど長い下り道 ただ黙々と一歩をすすめる
     世の中にこれ程うまいものは無し 山下りて飲むいっぱいのビール

5月1日 大崩山(164 4M 日本200名山)
     岩の小さなテラスの前は、
     樹間に大きく聳え立つ小積ダキである
     風の強い日であった
     新しい緑は激しくゆれ
     風は五月の香りをしきりに運んできた
     岩壁よ お前は微動だにせず
     まるで貴婦人のように ただ白く輝くだけであった
     「美しい」と思った
     僕を夢中にさせた倅も昔の事y
     僕の体と心はテラスにいつまでもへばりついたままである


(荒松)